夏の自由研究はどんなことをさせれば良いの?とママから相談があります。
 子どもに「やりたいことをやればいいじゃない」と言えば
 「やりたいことがない」と言い返される・・・。
  
 結局は、親がアイデアを出し子どもがやってみるケースが多いようです。
  
 これでは自主的に「研究をする」ではありません。
 「やらないといけないからやる」という受動的で学習効果が低い状態です。
  
  
 昨今、「自由に遊んでもいいよ」と言われると困る子がいます。
 遊び方がわからないのです。
  
 幼少期から自由に遊べる場がなかったのかもしれません。
  
 オモチャや遊び道具を準備し過ぎると、それがないと遊べなくなるケースもあるのです。
  
 そして、子どもが「ひま~」と言うと大人が「なんとかしてあげてた」のかもしれません。
  
  
 夏の自由研究はそのような状態から抜け出すチャンスです。
  
 ちょっと乱暴なニュアンスになるのですが、「親は何もしない」と決意すること。
  
 そして、子ども自身が「自分でやらないと進まない」ということを学ぶこと。
  
 「サポートをしないことを決めること」が「子どもの将来へのサポート」です。
  
 自主的な土台があった上で、子どもから自由研究の相談があれば「乗って」あげてください。
  
  
 うちの次男はどうやらミシンを使ってタペストリーを作るようです。
  
 「なんかやってみたい、楽しそう」とのこと。
  
 自主的な土台の上で、親は次のレベルをサポートすればいい。
  
 夏の自由研究対策は準備してあげることではなく、自発的な土台をつくること。
  
 子どもだけではなく親もチャレンジかもしれませんね!
  
 家庭でたいけん教育やってみよう!
 佐藤陽平












