靴がバラバラに脱ぎっぱなしでした。
そこで何も言わず靴をそろえておきます。そうすると、ある子どもが気づき、次から靴をそろえて家にあがるようになっていきます。
大人として気を付けている点は「言葉を使わずしつける」こと。
子どもたちが「言われてやらされる」のではなく、「自分で気づき変わる」ことです。
もちろん、大人から言われて気づくこともありますが、できれば自分で気づき行動できるような子に育ててあげたいもの。
なぜならば、〇〇しなさいと言われて育つ子は言われないと行動しないようになります。大人は言ってもやらないことについてますます管理します。子どもはますます反発していきます。悪循環はこのようにして生まれていくのです。
子どもたちは自分で自分の人生をつくっていきます。大人が指図する人生ではなく、自分で切り拓いていくのです。
ですので、言われて行動させるのではなく、自分で考えて行動するように「気づきのヒント」を与えていくようにしています。
もちろん、何度も同じことの繰り返し。子どもたちが気づくことも期待していません。ただヒントを与えていくだけ。期待すると無意識にプレッシャーを与えてしまいます。
地域の子どもたちは地域で育てること。
一般の家庭がちょっと意識することで、ソダチバが地域に生まれていくのではないかと思います。
地域で育てることも不信な時代。こんな時だからこそ安心でき、子どもたちが育っていく家庭をつくっていきたい。
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平