一年以上前ですが文部科学省から「両親の学力や収入が子供の学力に影響している」と調査結果が発表されました。年収が高い方が学力も高い・・・。教育に対する投資も多いのでしょう。しかしながら、年収が低くても学力が高い子もいるようです。それは、絵本や読み聞かせなど機会が多かった、生活習慣が身に付いているといった子どもたち。
子どもを判断するモノサシは「学力」だけではありません。そうならないようにしたいものですが、いずれにしても大人の心構えの違いで結果は変わるということですね。
年収が高い方たちは、子どものために塾やお稽古など「機会」も増やしているということです。子どもに対する教育意識が高いんですね。
年収が低くても子どもの教育に関心を持ち、「機会」を作っていれば学力も高くなる。
私は子どもの教育は年収に影響されず、親や地域が教育に関心を持つような社会にしていきたい。と考えています。
家庭たいけん教育はまさにその実践です。
家庭にはたくさんの機会があります。
食器洗浄機を買わなくたって、家族でお皿洗いをすれば機会が生まれます。
料理をすれば立派な食育となり、なおかつプランターでちょっとした野菜をつくってみれば「食」に対して好奇心が高まっていきます。
地域のイベントに出れば、近所のつながりが増え、色々な大人が子どもに関わってくれます。
言ってみれば、身近でお金をかけずに学び放題(笑)しかも、家族と地域のあたたかさも感じられます。
年収で子どもの将来が決まる訳ではなく大人の心構え一つ。
子どもの将来を考えるのならば、年収を増やすことも一つの手であるかもしれませんが、家庭と地域で体験する「機会」を増やしていくこと!
家庭でホンモノ体験の機会をつくっていきましょう!
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平