知事選がありましたのでこどもたちと考えました。
まずはいつものホワイトボードでわからないことを確認していきます。
こどもたちとのやりとりです。ーーーーー
次男:「知事ってなに?」
おとう:「簡単に言うと県の代表」
長男:「なんで県って分かれているの?」
おとう:「そこに住んでる人たちの声を届けやすくするためやで」
次男:「知事ってなんしよんの?」
おとう:「どんな県にしたいのかを考えて実行したり、国に話をしたりするんで」
「ほんじゃあ、今回はこの人たちが知事になりたいって。誰に任せるといいかを考えよう!」
こんな流れで知事選のチラシを見ていきます。
すると、こどもたちからスルドイ指摘が出てきます。
「この人、自分を応援してって言ってるけどどんな県にしたいのかわからん」
「この人はなんかやってくれそう、パワーありそう(笑)」
「チラシだけじゃわからんけん、話をきいてみたいねえ」
「今回はここらへんに誰も来んかったねえ」
あーだ、こーだと言いながら話合い、こどもたちに手づくりの投票券をあげ名前を書いてもらいました。
ここで おとう と おかあ の考えも伝えます。
おとうは〇〇のような暮らしになったら良いと思うから、この人に任せたいと思う。
ここでは理由をはっきりと伝えます。「なんとなく」や「適当」ではなく、自分のモノサシに合う人を選ぶことを伝えます。
そして、いつものように投票所に家族で行き、いっしょに投票します。
地域の人たちと出会える機会もあり、良い学びの時間となりました。
一夜明けて、投票率は「過去最低」という文字がでています。
それだけ責任も軽くなっているということでしょうか。
クリーンでオープンな政治を求めるのならば、私たちが意志を示すことも一つの手です。
こどもたちは学校などで選挙について学んでいます。
それだけではなく、最も身近である家族から選挙の大切さを伝えていくことも大事だと思います。
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平