言葉には「背景」があることを意識していますか?
「大人は忙しいからご飯を作っておいて」と言うと子どもはどう思うでしょうか?
子供は しょうがない、、、仕方ない、、、と納得しないまま動くことになります。
時にはそのようなこともあるでしょうが、これが毎回にならないように気を付けること。
私は「しょうがない、仕方ない」が口癖の青年に出会ったことがあります。
様々な事象を「しょうがない」とあきらめているのです。
「しょうがない、さあ、今から何とかしよう!」という前向きならば良いのですが、
あきらめの「しょうがない」だから行動も中途半端。
解決すべき問題に向き合わず、何でも「しょうがない」でごまかしてしまう。。。
熱く生きるというよりも自信がない様子です。
これは言葉の背景が伝わっていないことで起こってしまいます。
私たち大人は言葉には二重のメッセージがあることを理解しておくと良いです。
「ご飯を作って」 の背景に
「親はきみを応援しているよ」
「親はきみの味方だからね」
という安心感も伝えることが大事なのです。
「ご飯を作って」という無機質な言葉だけでは、相手はやる気につながりません。
やらされているだけになってしまいます。
「ご飯を作って」という前提に、普段からのスキンシップや愛情の確認があるから、子供は前向きになるのです。
子供のお手伝いを頼むときは、言葉のテクニックではなく、子供を愛する気持ちを出すことが大事。
やはり日常の向き合い方ですね。
時には抱きしめたりと、とことん愛情を出していきましょう!
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平