子供から「柔かい発想の大切さ」を教えてもらいました。
港で釣りをしている時のことです。
子供がウマズラハギを発見。
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子供:「おとう、ハゲ(大分弁でハギのこと)がおる」
私:「おっ マジか! 釣ろう 釣ろう!」
子供:「何回やっても針に食いつかんけん、網ですくってみる」
私:「そんなんで獲れる?(本心では無理と思ってる)」
子供:「やってみらんとわからん!」
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と、こんな流れでハゲをゲットする子供たち。
正直、「無理」と思っていました。私は釣ることしか頭になかったのです。
自分の持っている知識の範疇で、ハゲのエサになるアサリがないので釣れんだろうと思考停止。
しかし、子供は魚を獲るという目的に対し、エサを表面に撒いておびき出す、網ですくう、など柔軟に対応していました。
私はいつしか固定概念に縛られていたようです。大人の経験や知識が邪魔をして子供の発想を潰すこともある・・・。
子供のおかげで大切なことを思い出させてもらえた。
余談になりますが、親子で「育ち合える」ありがたさを学んでいれば虐待など愚かな行為はなくなっていくと思います。
全国の家庭に「体験から学ぶ空気」をつくっていきたい。
一般社団法人ひとねるアカデミー
代表理事 佐藤陽平