活力を高める「家族のワクワク暮らし会議!」
生活力とは何でしょうか?
簡単に言えば、「自ら生活できること」ですが、私は「自ら考え、決めて、行動し、生活を楽しむこと」だと考えています。つまり、キーワードは主体性。
便利で楽になり過ぎると、主体性は育ちにくいです。理由は、関わらなくてもなんとかなってしまうから。
今の社会ではこどもたちが「関わらなくてもいい機会」が多いのではないでしょうか。
そんな中、まずは、家庭でいかに「主体的な場」をつくり出せるか?
私が考えるに、引越しや模様替えは「主体的な場づくり」のチャンスです!
家族で「ワクワク暮らし会議」をするのです。
① どんな暮らしをしたい?
② 実際はどうする?
③ いつやる?
④ だれがやる?
ポイントは最初にワクワクする理想を聞くこと。
理想やありたい姿は、主体性の原点となります。だからこそ、考えさせるのです。
そして、実際にできることを確認します。理想と現実を知り、その中でできるだけ理想に近づくアイデアを考えていきます。
後は、いつ、だれがと実行プランをつくっていきます。
あ~だ、こ~だと言いながら、考えていくプロセスにこそ、「学び」があります。
私もそうですが、大人は忙しいのでスグに決めてしまいたい。しかしながら、ここでしっかりと段取りがとれれば、後がものすごく早い(笑)
ですので、スグに決まらなくてもイイです。こどもといっしょに暮らしを創るのを楽しみましょう!
家族のワクワク暮らし会議で、こどもの生活力が高まり、やる気も高まり、段取り力も付き、お手伝いもして親も助かる(笑)
さらにさらに、生活を楽しめば、こどもたちは生活に対し前向きになっていく!関わらなくてもなんとかなってしまう受動的な暮らしから、自ら関わり暮らしを創る主体的なサイクルに変化していきます。
新学期などの節目は新たな生活のチャンス!
「家族のワクワク暮らし会議」をお試しあれ!
4月から、地元である大分で「家庭たいけん教育」を実践していきます。
築50年の中古住宅での家庭たいけん教育。
どんな暮らしがあり、どんな体験ができるのでしょうか?
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平