長男、次男とも宿題は順調のようです。
早く終わらせオモイッキリ遊ぶ作戦のため頑張っている様子。
もう少しで全部終わるとのこと。
次男は昨年、夏休みの終わりに泣きながら宿題をしていました(笑)この失敗が今年に生きているようですね。
さて、宿題をしていると大量の消しゴムのカスが出てきます。
消しゴムのカスが部屋中に落ちていて困るという話になりました。
そこで次男がつくったのはテーブル用チリトリセット。
「TVで見た」ということで、さっと作ってくれました。おかげでコマリゴトを解決できました。
コマリゴトを解決するチカラは人生を幸せに生きるために必須なチカラです。
なぜなら、「仕事」というのはコマリゴトの解決だからです。
大人になって仕事ができるのはコマリゴトの解決ができる人。
このチカラは現代の「便利な生活」では身に付きにくいです。
コマリゴトが周りにないということですから。
私は人が育つには「場」が必要だと考えています。
皆さまのご家庭は子どもたちが育つ「場」になっているでしょうか?
失敗しても受け入れてもらえる「場」でしょうか?
子どもが人の役に立ち、ありがとうと言われる「場」でしょうか?
コマリゴトが出てくる不便な「場」でしょうか?
家庭の「今」を教材にする。
答えのないことを考え、自分で答えをつくっていく。
日常のコマリゴトを自分たちで解決していく教育。
それが家庭たいけん教育の考え方です。
家庭にコマリゴトを解決するための不便さを用意しましょう。
そして、その不便さを家族で楽しみましょう!
親も子も育ち合え、「今」の幸せを実感できるようになります。
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平