家庭教育推進キャラバンin玖珠「親子わくわくフェスタ」の講師として参加しました。
大分県教育委員会、玖珠町教育委員会が主催です。
講演の題名は、『お手伝い、勉強、遊び!子どもの地あたまが良くなる「家庭でたいけん教育」とは?』です。
家庭教育は各家庭の自由であります。
私が「こうすべきだ!これが真実だ!」という一方的な価値を伝えていく訳ではありません。
私のスタンスは今現在の脳科学の研究ではこんな考えだけれども、
みなさんのご家庭ではどうありたいですか?と感じてもらう場にしております。
私は家庭という場は、家族のヨリドコロであり、育ち合う場だと思っています。
親は子供を育て、しっかりと自立させること。
そして子供が自分の家庭を作り次世代につながっていく。
これが社会の循環。
自然界に生きる全ての生物が「今」を必死に生き、「次世代につなごう」とします。
私たち人間も同じ自然の一部。
子供たちを育てることは、自然界の法則にすぎないのだと思います。
しか~し、、、、
育てるのが難しい現代。
ここまで科学が発達し便利で快適になったのは人類史上初です。
今のペースで行けば、人はますます動かなくなるでしょう。
どんどん生まれていく体験不足問題!!
ということで、前段は長くなりましたが、参加者の皆さんには「家庭でたいけん教育」の考えを伝えていきました。
いつもは90分の講演なのですが、今回は70分なので少し省略バージョン。
体験不足による脳の影響
体験で人はどうなるのか?
人のためにというココロザシが子供を強くする
無理やりに体験させることで体験嫌いになる子供たち
子供の意欲を引き出す家族会議
失敗うぇるかむ 失敗ってこんなにスゴイ効果を生み出す!?
佐藤家の様子
親が子育てに辛くなった時の回復法
こんな感じのことを笑って楽しめる講演会にしています。
参加者のアンケート内容は以下のような感じでした。
・学校教育や家庭教育に欠けている体験教育について、具体的な事例を交えながらわかりやすく話してくれたことが学びになった。
・仕事や家事に追われ、「早くしなさい!」が口癖になっていた。体験をどんどんさせ、ストレスに強い子供に育てたい。
・失敗させないように、子供に言葉をかけていたなと思いました。いろんな体験をさせることが理解につながりココロザシにもつながると思いました。
・もっとききたい
・すばらしいお話でした。生き生きと、人が何で生き、何を喜び、何を目標にしているかを考えさせてくれました。ありがとうございました。
・家族会議について改めて考えされられました。親子での会話の大切さ、お手伝いの大切さ、とっても参考になりました。
子育て中のパパママの参考になってうれしいです!
第二部は 親子でチャレンジ♪「家族会議」講座。
子供の体験の前に必要なことがあるんです。
それは家庭の中の安心感。
人は安心な場があるからこそチャレンジできるようになります。
では、安心感はどうやってつくるのか?
お互いを認め合うことができる環境だからこそ安心感が生まれる。
この空気感をつくるために、それぞれを認め合う家族会議が役に立つんです。
でも会議という言葉は「重苦い」ですよね。
ビジネス用語のイメージと重なったり、ただ面倒な話を聞かないといけないというストレスを思い浮かべてしまいます。
私が伝える会議法、いわゆるファシリテーション法でもありますが会議が楽しくなります。
親も子供も楽しければ対話が好きになるんです。
これを伝えるためにこの講座でやったのは「ゲーム」
私が出していくミッションを家族で考えてクリアしていくと、いつの間にか家族会議の大切なルールを身に付けられるという仕掛けです。
ただ、私の力ではまだまだ足りないことがあります。
私は講座という非日常で学べるようにしているだけ。
あとは、みなさんがご家庭に帰って続けられるかどうかなんです。
1.家族会議で安心感をつくる。
2.チャレンジの場をつくり子供に体験をさせていく。
この考えがご家庭で生み出せればご家庭の風景は変わっていくのだと思います。
今回は時間の都合で簡単なゲームでしたが、まだまだ様々なゲームがあります。
オファーにより最適な方法で講座を起こっていきますので、いつでもご相談くださいね~!
なお、今回の様子は2019年1月26日の11:30からテレビ大分(TOS)の【ほっとはーとOITA】で放映されます。
どうぞご覧ください!
一般社団法人ひとねるアカデミー
代表理事 佐藤陽平