私は学生の頃に一人旅で世界を周りました。
この時の経験が今に生きています。
「旅は人生そのもの」と言われますが、その通り。
私は子どもたちに「旅」を体験させてあげたい。
プログラムが決まっているツアーではなく「自ら考え、自ら動く旅」です。
受け身ではなく主体的に動くのは大変だけど楽しい、という哲学を学んで欲しいから。
ということで、今年はシンガポールに行ってきました。
これまで佐藤家の親子旅は、ハワイ、台湾と経験してきました。
親子旅で学んだことは、「先に情報を知っておけばもっと楽しめたのではないか?」ということ。
子どもたちは出国前までシンガポールの歴史や美味しいものなど調べまくっていました笑
事前にインプットするとアウトプットしたくなります。
子どもたちは得た知識を使い、私にクイズを出してきます。
例えば、、、
子ども:シンガポールの昔の名前は何でしょーか?
私:え?わからん・・・
子ども:シンガプーラで~す
では、シンガプーラとは、どんな意味でしょーか?
私:暑い?
子ども:ブッブ-、ライオンのまちで~す
アウトプットの練習として、クイズを作らせるという手法があります。
知ると教えたくなる気持ちを使い、アウトプットのチカラを高める方法です。
子どもに「クイズを出して」と声がけをすると良いでしょう。ぜひ、普段でも活用してみてください。
また、今回は改めて子供の成長力に驚いたことがあります。
いつの間にか英語レベルも上達しており、値切ることもやっていたんです。
海外を経験していることで、学校で英語を習う目的もテストの点数を上げるのではなく、
話せるようになりたい意識があった。
今回、学校で習った英語を海外で実践できました。
まさしく、リアルなアウトプットの場でした。
様々な体験が新たなアンテナを生みインプットする状態になります。
インプットすると動機が生まれ、アウトプットしたくなります。
親子旅をするのも、この学習サイクルを定着させたいから。
今回のシンガポールの親子旅も素晴らしい体験となりました。
美味しいものを食べたり、アクティビティの体験など、子どもの人生の糧になったでしょう!
ちなみに、、、
脳の視点で言えば、自主的な海外旅行という強烈な非日常体験により脳の次元情報を高めるということ。
私たちのように田舎に住んでいると、都市部と比べ最新の情報量が少なく、客観的な判断が苦手になる傾向があるんです。
だからこそ、子どもの可能性を拡げるために、田舎の人は都市部に、都市部の人は田舎への親子旅がおススメです。
今回の様子はこちら
マーライオンは修理中だったので、小さいマーライオンで。口じゃなくて額に直撃。
小籠包
自然児にとっては、人工的なアクティビティは楽勝だったよう。。。
空を飛ぶのは楽しかったとのこと
屋台で美味しそうなものを食べてみる
地図を見ながら、寄り道しながら 道を決めていく
地下鉄に乗ってみる
私はビールでのどを潤す
夜の散歩も楽しそう
実力主義のシンガポール
華やかな世界の裏側には子どもたちの体験不足が問題になっていると地元の人に教えてもらいました。
シンガポールの実力社会に疲れ、マレーシアなど他の国に移住する人たちも。
何が良くて、何が問題なのか?答えがわからなくても、自分のモノサシを持てばいい。
子どもたちは様々な国を見ることで、きっと日本についてもアウトプットできるようになるでしょう。