やることを段取りホワイトボードに書き出すこどもたち。
ここまで来ると何がなんやらわかりません。
よく読むと とけい や セイマイ など書いてありますね。
こどもたちはこのボードを見ながら、やるべきことを達成していきます。
大人から見るとさっぱりわかりませんが、まずはこれで良しとします。
ここで大人の意見として出てくるのは
「キレイに板書しなさい」という言葉がけ。
キレイに書くことを教えるべきだと思った方・・・
ちょっと、、、ちょっとまってください!
もちろん、キレイに板書して整理整頓することを教えるべきなのですが、教わってやるよりも自ら気づいて学ぶ方が身に付くんです。
「キレイに書きなさい!」と言えば、こどもはしぶしぶやるでしょう。
同時にこどもは言われた通りにしないといけない という圧力を感じています。つまり、「やらされている」と感じていきます。
これでは最も大事な主体性を高めることはできません。
強制的なチカラが強すぎると大人がいない時には汚く書いて、大人がいる時にキレイに書くようになったりと裏表で判断し始めます。
反対に特に何も言わずにやらせていると、、、
こどもたちはこのぐちゃぐちゃホワイトボードにより、次にやることがわからなくなります。
失敗により、もう少しわかりやすく書けばいいな と自ら学んでいきます。
このような体験の繰り返しにより、キレイな板書に近づいていくのです。
さらに「主体性」も高めることができます。
大人は経験があるのでついつい先回りしてしまいますが、「こどもの学ぶ機会を損失」させてしまうことにつながるので注意が必要ですね。
ちなみに、私はこの板書を見て芸術だと感じました(笑)
こどもらしくていいなあと。
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平