じいちゃんが棟梁で、叔父も大工。二人が作った家の離れです。
残念ながら二人は他界してしまいました。
この離れをできるだけセルフリフォームで事務所作りをしています。
なんと色々と教えてくれる大工さんは、じいちゃんのお弟子さん。
自分の先代に感謝しながら、汗水流し手をかけています。
今や全国で空き家が800万戸に達するとも言われています。
人口減少の課題と共に社会問題の一つです。
しかしながら、このような空き家は「家庭たいけん教育」にウッテツケだと考えました。
「住」は生きるために必須です。
その住を楽しんで創ることこそ、生きるチカラに直結します。
どんな状況になっても、自分でも住まいを作れるんだというココロの支えがあれば強い。
また、やれば何とかなる・・・。という前向きなチャレンジ精神。
そして、解体すればするほど出てくる頭を抱える課題。
その場で決断しなくてはならない勇気。
空き家のセルフリフォームは、
上記のような「人生で必要な考え方」を、子どもたちに伝えられます。
また、空き家を教育に利用することは、様々な効果も発揮します。
・子どもの体験教育
・現地木材の利用(天井、壁は大分の杉・床はヒノキ)
・廃材はお風呂の薪になりエネルギーの循環となる
さらに、オモシロイことに近所の子たちも集まり、子どもたちの秘密基地を作り始めました。
大人のマネをし体験を拡げる子どもたち(笑)
じいちゃん、叔父、私、息子たちが手をかけながら暮らしを創る。
先代に感謝しながら、次に引継ぎ、生きていく。
足元にある豊かさを感じながら、常に生まれる課題に向き合い、暮らしの中で子どもたちに引き継いでいこうと思います。
空き家を「家庭たいけん教育」で生かしてみたいという方がいらしゃれば、いつでもご連絡くださいね!
相談にのります!
全国の空き家がタカラモノになる!
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平