わしの息子は「体験」ばかりしてきたが引きこもりだ(怒)
ある講演会でこのような意見が出ました。
「家庭から体験教育を始めよう!」という趣旨の講演会でしたが貴重な意見が出ました。
私はお父さんの考え方を丁寧に聞いていきました。
そして、息子さんが引きこもった理由がわかりました。
お父さんは息子さんを「一切認めていません」でした。
1)息子さんの気持ちを無視して強引に自然体験をさせていた。
2)どうせダメなんだから色々な体験をすべきだと、アキラメを息子さんに伝えている。
3)家庭に安心感よりも緊張感・・・。
私が提唱する「家庭たいけん教育」は「やる気のメカニズム」を伝えています。
なぜか?
体験をさせれば良いという短絡的な考えが増えているからです。
主体的な体験により可能性を拡げるのですが、魔法のように思われている方も多い。
だからこそ、大人に「やる気のメカニズム」も伝えています。
まずは、子どもを認めること。そこがなければ、体験は辛いことでしかありません。
子どもは親のコピーでもありませんし別人格を持った尊い存在です。
思うようにならないでしょう。思うようになる方が気持ち悪くないですか?
徹底した管理が正しいのですか?満足しているのは管理者だけですよ。
自立して幸せになってほしいのならば、体験よりも前に認めてください。
子どもたちはサインを出しています。
パパ、ママ、言うこときくから、、、認めて、、よ。
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平