近所のスーパーで30センチほどのブリ(一匹まるごと450円)をおかあと長男が買ってきました。
気が付くと長男が「冷蔵庫を開けないで!おかあ、楽でしょ!」という言葉。
いつの間にか、ブリをさばいて盛り付けまで終わらせていました。(さばいている写真のチャンスを逃してしまった!!!)
「ブリの刺身、自家製サニーレタスのサラダ、だし巻き卵、あらの塩焼き。」
男子ごはんを家族みんなで美味しくいただきました。
家庭たいけん教育では、「自分で考えて行動したこと」を褒めます。
もちろん上手にできた結果についても褒めますが、それ以上にプロセスを評価します。
今回の場合は「自分でチャレンジしたことが何よりも素晴らしいなあ!」と言ってあげます。
この繰り返しが「やる気満々のチャレンジ精神」を育んでいきます。
結果にこだわらない理由があります。
それは結果を褒めすぎると、自己肯定感を下げる可能性があるからです。
この考えを多くの親に知ってほしい。。。
何でも褒めれば良いという訳ではありません。
結果について褒めすぎると、良くない結果が出た時に隠そうとします。
つまり、結果だけが自分の評価だと思い始めるのです。
誰でも失敗することがあるのが当たり前なのですが、その失敗でさえ自分で受け入れられなくなり、失敗を恐れるようになります。そして、チャレンジさえも苦しくなっていくのです。
良かれと思って褒めまくっても、実は子どもの自信を喪失させることにつながることを知ってほしいのです。
私は様々な人の教育相談にのっていますが、青年期の若者が結果を恐れているケースもあります。
とても良い子ども時代を過ごしていたのだと思いますが、結果を褒められすぎてプレッシャーになっているようなのです。
私たち大人は
チャレンジした結果、楽しかった!
チャレンジした結果、誰かが喜んでくれた!
という、結果を生む前の「チャレンジの段階」も褒めてあげてほしいと思います。
結果とプロセスのバランスが大事!
家庭でたいけん教育!
佐藤陽平