「おとう、いいサバがあったよ」
早朝の魚市場に出かけ、仕入れてくる長男。
鮮度が良いからとサバを刺身にしています。
魚市場ではちょっと有名人になっているようです(笑)
市場のおじさんたちから鮮度の見方、締め方、食べ方など色々と教わってきます。
外に出れば全てが学び。みなさんが育ててくれます。本当にありがたいことです。
さて、成長の三段階という考えがあります。
サッカーで例えるならば以下のようなこと。
1) 走る、ボールを蹴るなど基本技術
2) ドリブルで相手を抜く、走りながらシュートする技術
3) フィールド全体を客観的に見れ、的確な場所にパスをしたり、指示する技術
どのような分野でも三段階で成長を表せます。
子供の能力を高めるために、この三段階を意識すると良いですよ。
魚好きの長男の場合。
1) どんな魚かわかる。
2) 魚をさばけ、料理ができる。
3) 限られた予算で、魚市場で鮮度の良い魚を仕入れる。全体的なお金や人の流れも把握している。
このように次のレベルを体験させていくと、子供は多くの情報を処理できるようになります。
ちなみに、どのような分野でも良いです。子供のうちにレベル3までの能力を身に付かせると大人になってからの自己実現率が高くなります。
情報処理能力が高いのはチャンスも多いということ。さらなる可能性が拡がるということ。
だから、好きなことや熱中することが大事。子供が自らレベルを高めていきますよ!
子供は好きなことで成長するのです!
しかしながら、その強みを伸ばしながら、他の体験を増やすことを忘れてはいけません。世間知らずになる恐れもあります。
家庭にある身近なことに興味関心の種があります。足元の生活を楽しんでいきましょう!
一般社団法人ひとねるアカデミー
佐藤陽平